心から
みんなSID



「おー来た来た!!!……あれ!?!?優莉ちゃんは?」




海斗が言うと2人が気まずそうな顔をする。




「なんか、行きたくないって……わ、…私自分の事しか考えてなかったかも…ヒクッ」




イキナリ泣き出す亜衣琉に戸惑う雷神。
倉庫に遊びに来た2人を幹部室に連れて行く。
架凛も泣き出しそうな顔してる。






「何があったの?」





玲沙が優しく話しかける。






「実は……」






とさっきのやりとりを、架凛が話し始めた。








「そっか……みんなそれぞれ色々あるんだね。」





玲沙は詳しいことには触れず、優しくフォローする。






「一気にハードルあげたことも分かってた…優莉が頑張って毎日格闘してるの見てきたのに…最近じゃ、笑うこともなくなってきたことに、気付いてたのに…最低だ、私。」





亜衣琉が泣きながら話す。





「凄いね…俺だったら、そこまで相手を見てないかも。」



海斗が言う。
続けて圭が話す。




「亜衣琉は時々、強引なとこあるからね(笑)もっと、優莉ちゃんが入りやすい空間にしてあげなきゃね…。」





腕組をして考える圭に、潤が話す。










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