キミに送る約束~空に向かって~

あたしは慧の後姿を追いかけて後ろを歩く

すると慧はいきなり足を止めた


「.....慧?」

「何で後ろ歩いてんの?」

「え?別に...その...「何遠慮してんのか
知らねーけど後ろ歩かれるとお前いつ
迷子になるか分かんねーからちゃんと
隣歩けよな。」

「う.....ん。」


なんか今日の慧...優しい

期待しちゃうよ.....


-------------------それからいろんな
お店に入って服を見たり色々見た。

そしておなかが空いたあたしたちは
ある店内に入った


「いらっしゃいませー。」


食器の音がガチャガチャ鳴っている店内
店員があたしたちを席まで案内してくれた


千尋の隣に宗佑くん。
あたしの迎えは千尋であたしと慧は隣。


「お腹空いたー。」


千尋がメニューを見ながら騒ぐ


「あ、俺ちょっと便所行ってくる。慧も行くぞ。」


宗佑くんはいきなり立ち上がってはそう言い
慧がまだ何も言っていないのに慧を
無理矢理立たせて連れていった


「えっ!?ちょっとー...?」


あたしのことも無視して宗佑くんは
慧を連れていった


千尋はメニューを置いてあたしを
じっとみる。
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