キミに送る約束~空に向かって~
「司くん.....何でここに.....?」
「来ちゃだめだった?」
だめっていうか.....あたしはあの日
司くんに最低な事を言った
「心愛。行くか」
慧においてけぼりにされたあたしを
送ると言う司くん
司くんがあたしの腕を掴んだとき
あたしは.....
「いいッ!触んないで!」
司くんの手を振りほどいた
「心愛、俺「もう迷惑なの...司くんの気持ち。
しつこいッ!いい加減にしてよッ!」
あんな事言ったのに.....
「千尋ちゃん。心愛借りちゃだめかな?」
「「えっ!?」」
思わず声をそろえたあたし達
あたしは、千尋に必死で小さく首を振る
「あの...これから...こっ心愛とカラオケ
行く予定なんですがぁ.....」
ほんとは、そんな約束していない
すぐに司くんもその噓に気づいたのか
すこし苦笑いをしてみせる
「そうか.....」
司くんがしょんぼり肩をおろす
「どうか...したの?」
何かいつもと様子が違う司くん
「いや.....何でもないよ。じゃあ...「司くんっ!」
気づいたら反射的にあたしは司くんの
腕を掴んで止めていた
「心愛?」