わたしとあなたのありのまま ‥3‥
「確かに……。最近ってこともないか。二年も前だもんね」
へらりと笑って返す。
子どもの頃じゃないんだねってことが言いたかったんだけど。まさかそこを突っ込まれるとは思いもよらなかった。
冬以って細かい。
「……で。誰と来たの?」
何の気なしに尋ねた。話の流れで、ほぼ無意識的にスルリと口から出た問いだった。
たちまち冬以の顔が苦しそうに歪む。
今にも泣きだしそうな、その悲痛な表情を目にして、すぐにとんでもなく後悔した。
誰と来たかなんて――
聞いたらダメだった。
二年前っていったら、子どもじゃない。冬以は高校生だ。だとしたら、誰と来たかなんて、ほんの少し考えればわかったことだ。
私って本当にバカだ。
へらりと笑って返す。
子どもの頃じゃないんだねってことが言いたかったんだけど。まさかそこを突っ込まれるとは思いもよらなかった。
冬以って細かい。
「……で。誰と来たの?」
何の気なしに尋ねた。話の流れで、ほぼ無意識的にスルリと口から出た問いだった。
たちまち冬以の顔が苦しそうに歪む。
今にも泣きだしそうな、その悲痛な表情を目にして、すぐにとんでもなく後悔した。
誰と来たかなんて――
聞いたらダメだった。
二年前っていったら、子どもじゃない。冬以は高校生だ。だとしたら、誰と来たかなんて、ほんの少し考えればわかったことだ。
私って本当にバカだ。