わたしとあなたのありのまま ‥3‥
「ごめっ、なさい。わたし、こそ、ごめん……なさっ」
なりふり構わず泣きじゃくりながら、必死で謝罪の言葉を押し出した。
どうして覚えてないの、とか、浮気しちゃった、とか。そんなことを考える余裕なんか微塵もなかった。
ただただ、だらしのない淫らな自分の身体を心底呪った。
「泣かないで、ほのか。謝るのもやめて? 悪いのは俺だから。俺が、ちゃんと確認……」
冬以が震える声で紡いだ言葉は、けれど途中で絶える。
見上げても、視界は滲んで歪んで、冬以の輪郭がぼんやり映るだけで、どんな表情をしているのかわからないけど、でも……。
冬以も泣いているんだと思った。
傷つけたのは私だ。
霞む視界の中、細長いしなやかな指が目の前に迫る。やがて、その掌で両目をそっと塞がれた。
瞼の裏に映る深い闇に、何故だか少しホッとした。
このまま永遠に眠ることができたなら、どんなに幸せだろう。そんなバカみたいなことを考える自分自身に、心の中で失笑する。
なりふり構わず泣きじゃくりながら、必死で謝罪の言葉を押し出した。
どうして覚えてないの、とか、浮気しちゃった、とか。そんなことを考える余裕なんか微塵もなかった。
ただただ、だらしのない淫らな自分の身体を心底呪った。
「泣かないで、ほのか。謝るのもやめて? 悪いのは俺だから。俺が、ちゃんと確認……」
冬以が震える声で紡いだ言葉は、けれど途中で絶える。
見上げても、視界は滲んで歪んで、冬以の輪郭がぼんやり映るだけで、どんな表情をしているのかわからないけど、でも……。
冬以も泣いているんだと思った。
傷つけたのは私だ。
霞む視界の中、細長いしなやかな指が目の前に迫る。やがて、その掌で両目をそっと塞がれた。
瞼の裏に映る深い闇に、何故だか少しホッとした。
このまま永遠に眠ることができたなら、どんなに幸せだろう。そんなバカみたいなことを考える自分自身に、心の中で失笑する。