黒神×銀姫




思わず私は下っ端たちにむかってダッシュし、だきついた。



一番前にいた、幹部補佐っぽい子をピンポイントに。




『……っは、離れられないからね‼



一度いったら、もう……



離れられなくなるんだからね…‼』


そう、泣きながら下っ端へと言うと、抱きついた子が抱きしめかえしてくれて、こう、耳元で言った。




「離れないで下さい。




ずっと、我等…黒神と、ずっと一緒に…」




「…孤独は終わりだ。



お前は、黒神の姫……


“神姫”だ……」



蓮の言葉に、倉庫は雄叫びをあげた。




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