愛を教えて ―番外編―
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「アビーといっしょに出たとき、みんな、みず色のドレスがおそろいみたいって言ってくれたの!」
クリスマスイブの夜、パジャマに着替えた愛実(まなみ)は興奮冷めやらぬ様子で話し続ける。
アビーは愛実の気持ちを察して、『同じ色のドレスならちょうどいいわ。披露宴には一緒に登場しましょう』そう言ってくれた。
「愛実さんは、明日の誕生日パーティに出られないふたりに、お気に入りのドレスを見て欲しかったのね。気づいてあげられなくてごめんなさいね」
愛実は今日になって、結婚式が終わるとすぐにふたりが新婚旅行に行ってしまうことを聞いたらしい。
忙しいあまりに我がままと決め付けてしまったことを、万里子は心から謝った。
「ねえ、お母さま、わたしもウエディングドレスがきたい! こんどのお正月にきてもいい?」
愛娘の言葉に卓巳は大慌てだ。
「待て待て、それはまだ早い。いや、そうじゃなくて……。愛実、ウエディングドレスというのは、大好きな人と結婚するときに着るものなんだよ」
「じゃあ、わたし、幸仁くんとけっこんする! 絢音ちゃんともっと一緒にあそべるもん」
「な……な……」
「アビーといっしょに出たとき、みんな、みず色のドレスがおそろいみたいって言ってくれたの!」
クリスマスイブの夜、パジャマに着替えた愛実(まなみ)は興奮冷めやらぬ様子で話し続ける。
アビーは愛実の気持ちを察して、『同じ色のドレスならちょうどいいわ。披露宴には一緒に登場しましょう』そう言ってくれた。
「愛実さんは、明日の誕生日パーティに出られないふたりに、お気に入りのドレスを見て欲しかったのね。気づいてあげられなくてごめんなさいね」
愛実は今日になって、結婚式が終わるとすぐにふたりが新婚旅行に行ってしまうことを聞いたらしい。
忙しいあまりに我がままと決め付けてしまったことを、万里子は心から謝った。
「ねえ、お母さま、わたしもウエディングドレスがきたい! こんどのお正月にきてもいい?」
愛娘の言葉に卓巳は大慌てだ。
「待て待て、それはまだ早い。いや、そうじゃなくて……。愛実、ウエディングドレスというのは、大好きな人と結婚するときに着るものなんだよ」
「じゃあ、わたし、幸仁くんとけっこんする! 絢音ちゃんともっと一緒にあそべるもん」
「な……な……」