お仕置きしてやろうか?~ご主人様は俺様王子~

今更寝たふりしたことを後悔しても遅い…


けど目を開けるわけにもいかないし!!


近づいてくる影に心臓がドクンドクンと音を立てる。


助けてください…神様仏様!!


南無阿弥陀仏~~~!←


でも唇に吐息がかかる距離まで顔が近付いてきて…


もうだめだ…ときつく目を閉じる。


心が諦めの覚悟を決めた瞬間


コツン


と何かが触れた。


―――…え?

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