セカンド・サラン~年下君に恋して~
翌日、彼がやってきた。

「今日からお世話になります。

 イム ジョンフンといいます。

 実家は韓国で建築会社をやっています。

 いろいろ勉強させてください。

 よろしくお願いします。」

日本語、完璧!

それに、イケメン。。

女子社員は、彼に釘付けだ。

久々に新鮮!

しばらく浮足立った雰囲気になるかも。



「イム君は、日本の大学を卒業しているから、

 特に心配することもないだろう。

 みんなよろしくたのむ。

 それから席は、水木さんの隣に。

 水木さん、必要なものは揃えてあるね。」

所長に言われ、

「は、はい!」

妙に大きな声で答えてしまった。
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