ひだまりシュガー2 ~イケメン達との恋と友情~



9月。



蒸し暑い中、始業式が行われていた。




私はユッキーに手紙を回した。





“今日一緒に帰ろう。絶対に帰ろう”と。




無視されるんじゃないかと半分は思っていた。





でも、来てくれた。





「いきなり、何?バイトあんだけど」




私の机の上に自分のかばんを乱暴に置いたユッキー。




「バイトしてるの?ユッキーは大学行かないの?」



「うん」



「頭いいのに」



「うち、金ないし。働けって言われてるし」





目を合わせてくれないユッキーだったけど、こんなにも会話をするのが久しぶりでホッとした。




何より、ちゃんと約束を守ってくれたことが嬉しかった。




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