期限付きの恋~あなたと私に残された時間~




私は川のすれすれまで近づいて、石の上に腰を下ろした。


当然のことながら、日向はまだ来ていない。


まぁ、当たり前か。


昨日と同じ時間に来るって言ってたんだからね。


ってゆーか、今の時間はまだ学校じゃない?


あっ、でももう春休みに入ってんのかな?


よく分かんないや。


どうも、ずっと入院してたら日付感覚がなくなっちゃったみたい。



そんな事を考えていたら、睡魔が襲ってきた。


ポカポカ暖かいからかな?


そのまま寝っ転がると、だんだん瞼が重くなっていく。


そして、私は意識を手放した。




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