モヤシ男・最終章~最愛なる君へ~
不安
その日の帰り道…



「あのさー前もって言っといてくれないか?今日は、ホント驚いたよ!」


俺は、足がガクガクになりながら歩いていた…。

メチャクチャ緊張してたせいか、とりあえず終わって気が抜けた…。



「先に言ったらつまんないじゃないですか!あー最高の誕生日になりました♪ありがとうございます☆ムキュ☆」


すごく嬉しそうなモヤシ女。


誕生日プレゼント…

「あっ!誕生日プレゼントなんだけど…お金ないから買えない…ごめん。」


俺は、立ち止まり謝った。



「良いですよ。期待してませんでしたから…あっ!そうだ!今日の晩ご飯は、豪勢なモヤシ料理作って下さい☆それで、プレゼントはナシって事で♪」


「…そんなんで良いの?」



「良いですよ☆私、モヤシ男さんのモヤシ料理が大好きですから☆」



そう言って、モヤシ女は俺の腕を掴み歩き出した。


「さぁーお腹すいたし帰りましょう☆」


俺達は、家路と帰り出した。


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