モヤシ男・最終章~最愛なる君へ~
「アナタの母親からの依頼です。アナタに生きる希望を持って欲しいと…」


僕は、真剣な眼差しで話始めた。



「…生きる希望なんて、もうとっくにありません。」


そう言って、ニラレバ男さんは立ち上がり、



「もう…ほっといて下さい。僕の事は…」


と立ち去ろうと歩き出した…



とても淋しそうな目で…



「ニラレバ男さん!」


俺の声を無視してニラレバ男さんは、消えて行った…



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