君に、この声を。

2. 笑顔




奏太side.



休日の朝から早起き。

そんでもって自転車で学校に直行。

さらに4階まで階段ダッシュ。


音楽室につく頃には、もうすでに体力は半分以上消耗しているだろう。



なんでこんなに急いでいるかって?




そんなの――――




4階につくなり、俺は視界の左方向にある音楽室に体当たりをするように入り込んでいった。



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