Sieru~愛犬と愛しの先輩~



「そこのコ送ってあげてねぇー」


「…了解」



ちなみにそこのコとは怜衣である



「あのいいですよ?あたし達帰れますし…」


「ダメ。もう日暗くなるじゃん。女の子だけじゃ危ない」



そんな…。気ぃ使わせちゃったかな…



「んじゃ、俺らは行きますか」


「あっ、待って」



先輩って、先輩ってマイペースだな…



「怜衣、バイバイ!また明日ねー!」



先輩を追いかけながら振り返り怜衣に挨拶した




< 24 / 32 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop