チッサイ、オッサン
「一本の干からびたイカゲソ?」


オッサンがグイッとそのイカゲソっぽい物を口に押し付ける。


「痛い……!刺さってるよ!」


顔をそむけて嫌がる俺の鼻の頭を押さえ付けて、更に口に入れようとする。


「イテテテ!完全に刺さってるってば!そんなの食べれるわけないじゃん!」


俺の小さな悲鳴に手を止めたオッサンが、悲しそうな顔をした。


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