家政婦のメイド派遣します!
桃子は玄関に靴を脱ぐとリビングへと急いだ。

リビングのドアを開けると美味しそうな匂いが立ち込めている。

キッチンに目を向けると丁度料理が出来上がったのか、大きなお皿を持った兄の蒼がいた。

「お帰り、桃子。で、ただいま。」

大好きな兄の帰国に、桃子は久しぶりに心から笑顔になった。

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