アイス
「やばい…ひかり可愛いすぎるんだけど。」
「へ?…ば、ばかぁー…恥ずかしいじゃん…」
あたしは思わず体ごと裕樹とは違う方を向いた。
裕樹が近付いてきたと思って振り向くと、もう目の前にいてあたしはすっぽり腕の中に収まってしまった。
「ひろ…き?」
「見ないで!僕めっちゃ顔赤いから…」
初めてだった裕樹がこんな恋人らしいことをしてくれたのは。
小学校からお互い知ってるのもあってこういうことは照れくさくて、でも憧れで…
「ごめんな、僕こんなことあんまり得意じゃないから、こんなことしてあげられなくて…」
「ううん。裕樹の気持ちは分かってるから。」
あたしのためにこうやって努力してくれる裕樹がとても好きだし、あたしも裕樹のために何かしてあげたいそう思った日だった。