世界一好きな君へ
ドターン!!

広い体育館には十分すぎる音が響き渡った


フツーじゃないってことだけはすぐにわかった
どんなに鈍感で馬鹿な私にでも。

勘のするどい会長ならもっともだ
最初の"ド"の音が聞こえた瞬間その音のほうへ走っていった

…さすが会長だなぁ~
そんなのんきなことを考えていられずすぐに会長のあとにつづいた

足の遅い私には地獄だったけど。



アレ?
バレーボールの所だった

みんなが集まっている

「大丈夫ですかっ?三神さんっ」
会長の珍しく焦った声が聞こえる
三神さん…?


三神さんと言えば3年1組で絵がすっごく上手くて…たしか卒業文集イラスト担当だっけ?

ひょいっと人を掻き分けて会長のほうを見ると
思わず絶句をしてしまった


会長が三神さんを座って抱きかかえる感じになっているけど、ショックてか驚いたのは





三神さんの異常な腕。

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