ブルーブラック2
そっと智の大きな手が百合香の顔をなぞる。
その手はそのまま下へと下がっていき、ボタンに手を掛けた時に百合香がその手の上に自分の手を重ね、制止した。
「····なに?」
「あ···意外に月が明るくて···」
「月明かりで一層百合香が綺麗に見える」
恥ずかしがる百合香に飄々とそう言う智の手は再び続きを始める。
首筋から鎖骨にかけてと唇を這わすと、自然と百合香の体が熱を帯びて吐息が漏れる。
恥ずかしさは未だにある。
慣れることなんかない。百合香は自由の利く腕を顔に被せ目をぎゅっと瞑った。
「―――嫌なら無理はしないよ」
智が百合香の顔を見て手を止めそう言うと、ぱちっと目を開けて百合香は両手を智の背中に回した。
そして引き寄せるように強く抱き締めると、智は百合香の速い鼓動を胸で感じられた。
「···そ、んなことない」
「···本当?」
コクリと百合香は赤い顔で頷いた。
そして、今度は夜空の星を浮かべたような静かな光りを放つ瞳を向けて智に言う――
「…智さんの赤ちゃんが、欲しい…」
その手はそのまま下へと下がっていき、ボタンに手を掛けた時に百合香がその手の上に自分の手を重ね、制止した。
「····なに?」
「あ···意外に月が明るくて···」
「月明かりで一層百合香が綺麗に見える」
恥ずかしがる百合香に飄々とそう言う智の手は再び続きを始める。
首筋から鎖骨にかけてと唇を這わすと、自然と百合香の体が熱を帯びて吐息が漏れる。
恥ずかしさは未だにある。
慣れることなんかない。百合香は自由の利く腕を顔に被せ目をぎゅっと瞑った。
「―――嫌なら無理はしないよ」
智が百合香の顔を見て手を止めそう言うと、ぱちっと目を開けて百合香は両手を智の背中に回した。
そして引き寄せるように強く抱き締めると、智は百合香の速い鼓動を胸で感じられた。
「···そ、んなことない」
「···本当?」
コクリと百合香は赤い顔で頷いた。
そして、今度は夜空の星を浮かべたような静かな光りを放つ瞳を向けて智に言う――
「…智さんの赤ちゃんが、欲しい…」