【New】スイートな恋をめしあがれ♡
あたしの態度が分かり易かったのか、明菜はお茶を飲みながら指摘してきた。
さすが親友……なんでも分かってる。
「なにか言われたの?」
明菜が笑顔でもう一度尋ねてくる。
「……うん」
いつもは優しくて頼りになる明菜だけど、あたしがウソをついたときは怖い。
まぁ、ウソをつくあたしが悪いんだけど。
あたし、最近圧力かけられること多いな……。
とはいえ、明菜をこれ以上ごまかせるはずもなく、あたしは正直に話すことにした。
「副会長、と彼女になれって言われた……」
「え?乃愛が副会長?しかも、彼女?滝川くんの?」
「……うん」