囚われ姫~今宵降りゆく星屑は~
「それにしても錨草ですか。姐御愛されてますね!」
「?錨草が何故愛だのと同列な並び申す?」
「まさか姐御、錨草の花言葉知らないんですか?」
「花言葉…ですか?」
びっくりして目を丸くしたのは俺も隼人も同じだった。
恋になんて縁がなさそうな生活を送っていそうだとは思っていたが、花言葉を知らないとは流石に思っていなかった。
このお嬢様のことだ。
きっと『いますぐ腹を切れ、でございましょう?』なんて言いだすのは目に見えていた。
「その昔、母に習ったのは確か“あなたを捕える”だったと思いまする」
「?錨草が何故愛だのと同列な並び申す?」
「まさか姐御、錨草の花言葉知らないんですか?」
「花言葉…ですか?」
びっくりして目を丸くしたのは俺も隼人も同じだった。
恋になんて縁がなさそうな生活を送っていそうだとは思っていたが、花言葉を知らないとは流石に思っていなかった。
このお嬢様のことだ。
きっと『いますぐ腹を切れ、でございましょう?』なんて言いだすのは目に見えていた。
「その昔、母に習ったのは確か“あなたを捕える”だったと思いまする」