HERO
別にそれが嫌だとか、本当はしたいんだけどとか、そういうんじゃなくて。


ただ、目の前にいるこの純粋な男が、あまりにも珍しくて。



何だか落ち着く。



もうすっかり眠りについてしまったわんこを、いくら突ついても反応がなかった。


その姿を見てたら、こっちまで眠くなる。



気が付くと私は眠っていて。


夢を見た。



思い出したくない、昔の私。


でも一番、正常だった私。



あの頃からだ、男なんてみんな最低だって思い始めたのは。



みんな結局は、セックスできりゃいいんだ。
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