HERO
俺と同じ匂いがする、ブルーはそう言ったけど。


私は違うんだから。



一緒なんかじゃない、一緒にしないで。


私は、ヤりたいから誰とでもヤるわけじゃない。



とーまが似てるって言ったのは、きっとそういう意味じゃないだろうけど。


もう私の頭の中では、そう変換されてしまっていて。



とーまのその一言で、私の中の何かが壊れた。



「違う、私はあんなやつとは違う!私は汚れてなんかない、誰でもいいわけじゃない!私は...ヤりたいわけじゃない...」



急にこんなこと叫ぶように話し始めて、きっととーまは、驚いてるだろうな。



なんて思ったのに。


そうじゃないとーま。
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