HERO
そして、目の前にある建物の入り口へ続く階段をのぼって行った。


何段かのぼってこちらをふりかえる。



何かを言っているみたいだけど、声はこちらに届かない。




えっと...、ら..ら....る?


らんらんるー!



あの人、この状況でらんらんるーなんて言ってる!



懐かしいらんらんるー。


まだ一部では流行っていたのね。



よくわからないけど、とりあえず、行こう。



車から降りて、その人に追いつく。



「もう、早く行くよ!」


「ねえ、なんでらんらんるーなの?」


「え?なにそれ」



え、なにその返事。
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