HERO
「誰がやったの?」



きっとわんこは、ここで何が行われたのか気づいてる。


まあでも誰が見たって、この状況と私の様子を見ればわかるだろうな。



ようやくベッドのそばまで来たわんこは、ベッドの横に立膝をする。



「...千尋?」



そりゃそう思うよね。


だってとーまとイエローくんは、仕事へ行ったから。



休みだったのは、ブルーだけ。



無言でいることがむしろ、そうだと言ってるようなもんで。



「あいつ...許さない」


そう言って今にも飛び出していきそうなわんこの腕を掴んで、引き止めた。
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