HERO
彼に続いて中に入ると、通路の先は壁に突き当たってるから何も様子がわからない。



「おかえり、レッド!...と、お客さん?」


その突き当たりの右にある廊下から、入り口まで出迎えに来た、私よりだいぶ年下っぽい男の子。



多分、中学生くらい、だと思う。



それより、レッドって言ったよ今。


おかえり、レッド!って言ったよ。




「ただいま、イエロー」



い、イエロー!


何だこのやりとり。



唖然としている私をよそに、レッド...いや、彼は中へ入って行ってしまう。
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