HERO
「あの、すんません、そろそろいいっすか」
さっきまであんなにキャーキャー盛り上がってた高校生が、今度は申し訳なさそうに会話に入ってきた。
そりゃ、入りづらいでしょうね。
ザ・青春なことが目の前で繰り広げられてたんだから。
「ああ、ごめんね。よし頑張ろ、美亜さん」
そんな犬がしっぽふって喜んでるみたいな笑顔で言われると。
嫌だとかそんなの、言えるわけない。
駄目だ私、わんこの笑顔に勝てない。
「まあ私、幽霊お似合いみたいだしね」
そして自分のプライドの高さには完敗だ。
こんな皮肉なこと言って、可愛げないなって自分でも思う。
さっきまであんなにキャーキャー盛り上がってた高校生が、今度は申し訳なさそうに会話に入ってきた。
そりゃ、入りづらいでしょうね。
ザ・青春なことが目の前で繰り広げられてたんだから。
「ああ、ごめんね。よし頑張ろ、美亜さん」
そんな犬がしっぽふって喜んでるみたいな笑顔で言われると。
嫌だとかそんなの、言えるわけない。
駄目だ私、わんこの笑顔に勝てない。
「まあ私、幽霊お似合いみたいだしね」
そして自分のプライドの高さには完敗だ。
こんな皮肉なこと言って、可愛げないなって自分でも思う。