HERO
「ピ、ピンク...」



そう呟いたイエローくんは、きっと頭の中で想像してるであろう。


ピンクの下着を。



「とりあえず、仕事の内容を説明するね」



話の転換早いし。


それに。



「ごめん無理。もう眠いから明日にして」


「えー!...仕方ないな。あ、お風呂入るでしょ?そこのドア出てすぐんとこにあるから。シャンプーとか適当に使っていいから」



適当に使えって言われたって。


育毛系のシャンプーならまじでごめんだわ。



あ、彼らそんな歳でもないか、まだ。
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