HERO
「お前がここに来た時、すぐにわかったよ。兄貴が、俺のオモチャだって言って写真見せてきたからな。
絶対に、お前を壊してやろうと思ったのに...」



さっきから、ブルーはずっと下を向いたままだ。


そんなブルーが、可哀想だと思った。



そんな風に思うのはおかしいのかもしれない。


でも、可哀想だ。



「どうしたら、ブルーの気は済むの?」


「美亜さん...何言ってるの?」



うん、自分でもそう思う。


私だって被害者なのに、勝手に悪者にされて。


何言ってるんだって思うけど、でもそれと同じくらい、どうにかしたいと思ってる。
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