ご奉仕ワーリィ
「なれば、私がフィスト王であるのを証明するべきか。女ならば我が宝物一本で、他の男との違いを証明できるが。ふむ、男ならば、我が強さで示す他あるまい。しかして今の私は丸腰だ。鉄の下着すら身につけていない、無防備ぶり。これでは、いくらなんでも武が悪いなぁ」
「鉄の下着がないならば、ますますもってフィスト王ではありませんね。フィスト王を語る下半身など切り落として、炭火焼にして、あなた自身の口に放り込むに限ります。きちんと百回噛んでから飲み込んでくださいね?」
容赦なくラハティーのレイピアが、フィスト王の局部に向かう。さすがにこれはまずいかと、フィスト王は刺突を横に流して、持っていたロープでラハティーの腕を絡めとった。
レイピアの持ち手側の腕だ。ぎりっと縄で動かぬように固定される。ラハティーとてフィスト王の力に反発してみるが、綱引き状態でどちらとも食い下がらなかった。