ご奉仕ワーリィ
どんなに焦れったくとも、情欲をそそられ、やきもきした気持ちになっても、私を包む体にすがりついて我慢した。
彼の背に置いた指が食い込む。爪は伸ばしていないから傷はつかないと思うけど、もしかしたら痛いかもしれないと、力むのを自粛したのに――舌が、入ってきた。
瞑っていた目が瞳孔ごと開くまでに、大仰に体を震わせた。ぶるっと、寒気が体をなじったのに、一気に熱くなる。
焦らされた分だけより敏感に、焦らした分だけより執着的に、舌先がさわさわと聴覚を塞ぐ。
耳の穴から伝わる音は、頭蓋骨にまで響くみたいだった。知らずと出てきたヨダレが彼の制服にかかってしまう。
「らは……てぃー……」