ご奉仕ワーリィ


だらしなく出てきた唾液を拭き取るついでに、声が出そうになるのを隠すため、手で口を覆った。


声をあげたいけど、我慢しなくていいって前に言われたけど、聞かれるのが恥ずかしい。


まだそんな時間も経ってないのに、こんなにも乱されているだなんて知られたら、その……彼に、エッチ、な子……とおもわれ、る、と、イヤ、で……


「陛下」


「っっ!」


まさか心を読まれたのかと、赤くなった顔をとっさに隠してしまうも、前と同じように腕が退かされた。


「そ、の……わ、わたっ……わた、し……」


「――、クッ」


なんか、吹き出された。


おもしろ要素なんて出したつもりはないのに、彼は肩を震わせるほど笑いを我慢していた。私に失礼ないようの堪えだろうけど、隠しきれていないから余計に失礼だ。


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