ご奉仕ワーリィ
むっ、としてくるけど、彼の手が私の頭を撫でてきたので、ほわほわーな気持ちに早変わりだ。
彼が好きすぎて、身心ともに自我が溶かされていく気がする。
幸せ気分にしてくれる彼を、私もどうにかして幸せにしたい。
同じぐらい――ではなく、彼以上のことをしたくなった。
『好きな人のためなら何かをしたくなる』、焦るほどに、私も何かしなきゃと思えてきた。
いつもだったら、彼に流されて、私だけが済んで終わる予定になるのだけど。
「陛下……?」
彼の腰に腕を回し、腹部に顔を埋めた。
埋めたといっても、脂肪皆無な固い腹筋ではなく、それを包む衣服に。かさり、と乾いた感触が頬を刺激した。