ご奉仕ワーリィ
私が気持ち良くされたから、彼も気持ち良くしたい。だなんて言えば、ひどく陳腐に思えるけど、彼がしてくれる――他人の体に触れるというおおよそながら汚い行為を惜しげもなく、『私だから』と言ってくれる彼に何かをしたかった。
「テクニック、教えましょうか」
「……」
「とは言っても、複数人相手するつもりはない一途王女様なら、私から教わる前に、彼自身から教わればいいと思いますよ」
「か、彼からって……!」
「彼好みにやるんです。どこが感じやすいかも人それぞれですからねぇ。ぎこちなくとも、徐々に自分好みになってきた彼女というのは……ええ、押し倒したいほどにそそる。
むちゃくちゃにして、声が枯れるまで叫ばせ、共に果ててしまいたくなるほど、可愛く見えますよ。自分色の女というのは」
ククッと黒い笑みの侍女には、ぞーっとした。