ご奉仕ワーリィ
「まあまあ、怒るな。メンスゥオレ、メンスゥオレ。怒りもマリッジブルーすらも、どれ私のゴッドフィンガーで溶かしてやろうか」
「やらんでいい。第一、さっきも思いましたが、め、めんす、おれ……?ってなんですか」
「ああ、何でも、挨拶みたいなものだそうだ」
「挨拶?」
「とりあえず、メンスゥオレと言っておけば和やかに会話できるらしい」
「騙されてないか、それ……」
「いやはや、しかして、これはなかなかいい、言葉だ。メンソーレをわざわざ巻き舌を使い、『ソ』を『スゥ』と発音するのだが、ふははっ、いい舌使いの練習になるわっ。
メンスゥオレと巻き舌ばかり使うようになってから、さくらんぼの茎を舌だけで二重結びにできるようになったのだ!
見るか、見るか?いや、いっそう試してみ――」