* 甘々な先輩 *





「言われなくてもそのつもり」





先輩は優しく微笑むと


あたしを抱きしめた。





「今日はこれで我慢してやる」




えへへ…。


幸せだなぁ…。





「しーおりー?食べていいのぉー?」





あっ!やば!


リビングに友乃ちゃん


置いてきたんだった!





「チッ…、邪魔しやがって」





先輩は眉間にシワを寄せると


あたしの手を引っ張りながら


部屋を出た。




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