* 甘々な先輩 *
リビングにつくと
もう一回『余り物でごめんね』
って言って席に着いた。
2人は美味しいって言ってくれて
内心、ホッとした。
食べ終わった頃、
「じゃあ俺帰るわ」
「え、もう?」
「明日1限からだし。それに、
早く帰んねーとお前うっせーし」
そう言って、友乃ちゃんを睨んだ。
友乃ちゃんはというと
当たり前でしょ?みたいな顔をしてる。
「そっか、じゃあまた明日ね」
「ん。明日は泊まるから。」
あたしは部屋からイスにかけた
ジャケットを持って玄関へ。