密フェチ†卒業式~あなたに大人にして欲しい



…まだ恭介さんがナカに挿入っているようで、痛くて、恥ずかしくて…

シーツを被って丸くなった私を、恭介さんは後ろからシーツ越しに抱きしめてくれた。


「…痛かった」

すっごく幸せだけど、ちょっとすねた口調でつぶやいてみる。

「長い間オアズケを喰らって、ちょっと余裕なかったかもな」

苦笑いを含ませ、恭介さんは私の頭のてっぺんにキスを落とした。


「え?私がおねだりしても抱いてくれなかったのは恭介さんだよ」

くるりと体を返し、恭介さんを見上げる。

「“ガキ”に手ぇ出す趣味はないからな」

でも今日で、もう学生は卒業した---


「今日からお前はオレの大切な“女”だよ」


こうして私は“ガキ”からも無事卒業したのだった。
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