Sweet Life



「……」


ん?


「ぅう~ん…た たつき~」


寝言か。


「たつき…」


ん?


「菜摘」


「……」


返事はない。


やはり寝言か。


「た つ き 」


聞こえるか聞こえないかの小さい声が



「起きてんのか?」


「い、いま」


俺の腹に回ってた手を掴み体の向きを返え


「いつこっちのベッドに」


「……」


「菜摘」


「う~ん だいぶ前」


「ん?」


「あ、あのね、の、喉が渇いて目が醒めたの。でね、お水を飲んであっちのベッドで寝ようとしたんだけど…」


「ん」


「よ、横になっても寝れないから…真っ暗だし…何だかね、ちょちょっと怖くなったから…樹を起こすのも何だし…潜り込みました。…ごめんなさい」


「フッ 謝ることはない。何せ俺達は新婚旅行に来てんだし一緒に寝るのが当たり前だから」


「えっ?」


「風呂から上がってきたらよく寝てたからこっちのベッドで寝ただけで…お前が起きたんなら」


「……」


「これからすっか?」


「えっ?」


まだ寝ぼけてるのか頭が回ってないみたいだ。


「何をするの?」




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