Sweet Life



――





樹の胸に頭を乗せて心音を聞きながら心地よい気だるさに浸って…


「ぼちぼち起きなきゃな。シャワー浴びるぞ」


「キャッ!」


いきなり抱き起こされてバスルームへ


シャワーをかけられ汗を流す。


「洗ってやろうか?」


「いいよ。時間がないんだから」


顔を洗って


「もう出るね」


樹を待たずに先にバスルームを出て急いで身支度を整える。


振り返りベッドを見ると


愛し合った名残が…シーツがクチャクチャに乱れている。


これは…いくらなんでもメイキングされるのが恥ずかしい。

慌ててシーツを伸ばしてみたり


「ん?何を」


樹が入って来て


「やっぱりちょっとは直しとかないと」


「愛し合いましたってバレバレだもんな」


「い、言わないでよ」


本当に意地悪なんだから。


「さ、時間だ。朝飯に行くぞ」


さっさと部屋を出ようとする。


もう、本当に!


「待ってったら」





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