Sweet Life
去年、此処でアルバイトをしていて樹と出逢い…恋をして…
一年経った今では樹の奥さん。
長いようであっという間の一年だった。
そう、本当に全ての始まりは此処だった。
「菜摘ちゃん?どうかした?」
「具合悪い?」
えっ?
顔を上げるとお祖母ちゃんとオーナーと奥様が心配そうに私を。
な、なに?
「菜摘ちゃん」
お祖母ちゃんがハンカチを。
えっ?
「泣いたりしてどうしたの?」
へっ?泣いてるって…私が?
手を目に…
あっ、本当だ。
私…泣いてる。
慌ててハンカチで拭い
「ごめんなさい。何でもないんです」
「菜摘ちゃん」
「此処に座って、これを食べたら…思い出したんです。去年からのことを」
「そうなの」
三人がニコッと微笑み