てがみ~未来への約束~
ふいな羽村さんの言葉に、

必死に隠しておこうと思っていた

出来事が一気に頭の中に広がって、

身体中が熱くなってしまう。


「そ、そんなコト、ありませんから!」


羽村さんに視線を向けつつ、

少し乱暴に反論する。


けれど羽村さんは

私の反応が面白いのか、

ニヤリとしながら私の顔へ手を伸ばしてくる。


「ちょっと、やめてください!

 仕事中ですよ!」


その手から逃れようと、

上半身を仰け反ったんだけれど、

羽村さんの手はそれさえも

素早く対応してしまう。





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