てがみ~未来への約束~
「つぐみちゃん。

 今までどこで何してたの?」


私の頬をふわりと撫でながら、

子どもをあやすように優しく訊く。


「そ、そんなの

 羽村さんには関係ないじゃないですか」


視線を外してぶっきら棒にそう言うと、

羽村さんが急に顔を

私の首元に近付けて冷たい声で囁いた。


「じゃあ、この“アザ”は、何?」


……アザ?


羽村さんに問いかけられても、

私でさえもよく分からない。








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