好きな本...

最後のページに小さく富士大学付属病院578号室と書いてある。




バン!!ガチャガチャ!!


花子は荷物を片づけ、走り出した


「おい!!花子くんどこ行くんだ」

他の司書の人が言う。




花子「あっ!!早退します!!」


「えっ!?」
司書の人はポカンと口を開けてビックリしている




花子は急いでその病院に向かった。



タクシーを呼び、乗り込む花子

花子「富士大学付属病院まで」



案外近くにある病院であり直ぐに着いた


ガー!!
自動ドアを開け
花子は小走りでナースステェーションの前に行き




花子「578号室はどこですか?」

「はい、578号室はあちらです」ナースさんが丁寧に答える


花子「ありがとうございました。」


タッタタ、


素早く歩きだす花子


「あっ、でも...」


ナースさんが何か言おうとするが花子には届かなかった。

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