114歳の美女
 「これくらいの扱いなら大丈夫だ」


 余り騒がれると、いろいろ面倒な事が起こる。

 智也は記事の扱いを見て、胸を撫で下ろした。


 市役所の女子職員に、携帯電話で怪我の状況を知らせると、智也はときに電話をするか迷った。が、電話するのを止めた。


 ときは消防署に電話を入れ、智也が入院している病院を聞き出した。そして、その足で病院に向った。


 受付で病室を聞くと、ときは3階にある病室へ。
 智也は4人部屋の窓側のベッドに寝ていた。

 「大丈夫どすか」

 智也はときの顔を見てびっくりした。


 「どうしてここがわかったのですか」
 「消防署で聞きました」


 「消防署?」

 
 智也が消防署という言葉を聞き直した。





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