114歳の美女
 ときへ


 子供を絶対に絶対に産んではいけまへん

             母 り





 「これは?」


 寛道が吉のに尋ねた。


 か細い文字を寛道が見詰めている。

 
 母よりのよの所が、ひと粒の涙で読めなくなっている。








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