114歳の美女
 「お義母さん、新婚のときさんと誰が一緒に暮らすのですか」
 「それが、問題どす」


 吉のが座布団を座り直した。


 「そこで、相談やけど。しのぶはんが、月、火、水、木、あてが金、土、日。月のモノが来た時だけが、休暇と言う事でどうやろ」


 「私が月、火、水、木か。でも、お義母さん、ときさんの月のモノはどうやって」


 「あの子は着物やから、月のモノが来たら、洗濯物を見たらすぐにわかるやろ。寛道、あんたもこれで依存はおへんな」

 「まいったな。お母さん、この取り決めはいつまで続くのですか」


 「二人が、死別か、別れるまでどす」


 寛道としのぶは顔を見合わせて、まいった、という表情をした。


 「それから、引越しの日だけ、手伝いが終わった後、しのぶはんがそのまま泊まりなはれ。あてが初夜から一緒やと、あの子も嫌がるやろから」


 「私がですか」


 しのぶが沈んだ表情をした。







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