114歳の美女

 前列左から二人目。
 女の赤ちゃんと思える可愛い子。


 その子は顔立ちの整った子で、すやすやと眠っている。
 ときがその子に、心の中で声を掛けた。


 「赤ちゃん、うちがお母ちゃんよ。あなたのお名前は、先。さきちゃんよ。あなたのお父ちゃんの名前は、中津俊介。とってもハンサムでちゅよ。うちと俊介が両親で、先ちゃんは幸せ者でちゅよ」


 心の中で赤ちゃんに、ときが夢中になって声を掛けた。


 「あっ、おっぱいが欲しいの。そうなの。よしよし。いま上げるからね。ちょっと我慢をしてね。ああ、いい子ね」



 着物の襟元を広げて、何とときが乳房を出した。


指が、知らず知らずに乳房を摘んでいる。
親指と4本の指が、一定のリズムで乳房を揉むように動き出す。


乳房からおっぱいが出るように思えるから、不・思・議。
ときには、幸せな幸せな時間が流れていた。













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