可愛く見られたくて・・・
家の前の道は相変わらず難しい

昔の勘を頼りに

大通りまで出られるように頑張って歩いた


『カツ、カツ、カツ、カツ…』

ゆっくり白杖を前に差し出しながら歩いた


んっ?

杖が道を触る感触が突然なくなった

手探りで杖を差し出すが何も触れない

・・・・。

なんだろう?と思い私はUターンしようとした






その時…







「うわぁっ!」
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